インスピレーションと洞察から生成されました 3 ソースから

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はじめに

  • ALBのスティッキーセッションは、ターゲットグループレベルで動作するため、多段構成では効果が限定されることがあります。

  • 多段構成でスティッキーセッションを有効にする場合、1つのロードバランサーでのみスティッキネスを有効にする必要があります。

  • 複数のターゲットグループにまたがる構成では、各ターゲットグループで個別にスティッキーセッションが働くため、同じサーバーに固定される保証はありません。

  • アプリケーションベースの維持を利用することで、柔軟な設定が可能ですが、複数のサーバーやターゲットグループを経由する構成では想定通りに動作しない可能性があります。

  • ステートレスな構成を検討することで、スティッキーセッションの制約を回避し、柔軟な構成が可能になります。

スティッキーセッションの仕組み [1]

  • スティッキーセッションは、クライアントのリクエストを同じターゲットにルーティングするための機能です。

  • ALBは、クライアントにCookieを発行し、そのCookieを使用してセッションを維持します。

  • 期間ベースの維持とアプリケーションベースの維持の2種類があります。

  • 期間ベースの維持では、ALBが生成したCookieを使用します。

  • アプリケーションベースの維持では、アプリケーションが生成したCookieを使用します。

多段構成の問題点 [2]

  • 多段構成では、スティッキーセッションが期待通りに動作しないことがあります。

  • 複数のロードバランサーがある場合、1つのロードバランサーでのみスティッキネスを有効にする必要があります。

  • 同じホスト名で複数のターゲットグループを持つと、Cookieが上書きされる可能性があります。

  • ターゲットグループ間でセッションが維持されないことがあります。

  • ロードバランサーが生成するCookieが重複することがあります。

代替案 [3]

  • アプリケーションベースの維持を検討する。

  • ステートレスな構成を検討する。

  • 外部のDBにセッション情報を保持する。

  • アプリケーションの大幅な仕様変更が必要になる可能性がある。

  • 柔軟な構成が可能になる。

トラブルシューティング [1]

  • リクエストにAWSALBという名称のCookieが含まれるか確認する。

  • ALBアクセスログを調べて同じ送信元IPアドレスからのリクエストが同じターゲットEC2に転送されているか確認する。

  • ターゲットのヘルスステータスが正常であることを確認する。

  • クライアントが後続のリクエストでCookieを送信しているか確認する。

  • パケットキャプチャを実行してCookie情報を取得する。

ステートレス構成 [3]

  • サーバー上にセッション情報を保持せず、外部のDBにセッション情報を保持する。

  • アプリケーションの大幅な仕様変更が必要になる可能性がある。

  • ステートレスな構成にすることで、リクエストを同じサーバーに固定する必要がなくなる。

  • スティッキーセッションの制約に縛られず柔軟な構成が可能になる。

  • アプリケーションの設計段階でステートレス構成を検討することが重要。

🖥️ スティッキーセッションとは

-スティッキーセッションは、ロードバランサーがクライアントの状態を管理するために使用する機能で、同じクライアントからのリクエストを同じサーバーに誘導します。これにより、セッション情報を保存する必要がなくなり、ユーザビリティが向上します。

利点

-スティッキーセッションを使用することで、ユーザーのセッションが一貫して同じサーバーで処理されるため、セッションデータの一貫性が保たれます。また、セッション情報をサーバー間で共有する必要がないため、システムの複雑さが軽減されます。

欠点

-スティッキーセッションを使用すると、特定のサーバーに負荷が集中する可能性があり、負荷分散の効果が低下します。これにより、スケーラビリティが制限され、特定のサーバーが過負荷になるリスクがあります。[webサーバー用語「スティッキーセッション」を全部教えます]