JavaでDynamoDbTableを使う方法とクエリの実行

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はじめに

DynamoDbEnhancedClient: JavaでDynamoDbTableを操作するために、DynamoDbEnhancedClientをインスタンス化します。クライアントは標準のDynamoDbClientを使用し、その上にエンハンスクライアントを構築します。
DynamoDbTableの作成: DynamoDbTableインスタンスは、DynamoDbEnhancedClientのtable()ファクトリメソッドを使用して作成され、TableSchemaによって提供されるマッピング機能を活用します。
クエリメソッド: DynamoDbTableのquery()メソッドは、プライマリキー値に基づいてアイテムを検索します。@DynamoDbPartitionKeyとそれに続くオプションの@DynamoDbSortKeyを使用してデータクラスのプライマリキーを定義します。
スキャンとクエリの違い: scanメソッドはTable内の全アイテムを取得する手段を提供し、queryメソッドは指定の条件に一致するアイテムのみを取得します。
非同期オプション: 非同期バージョンのメソッドもあり、PagePublisherを利用したり、Consumerを通して結果を処理することが可能です。

設定方法: DynamoDbEnhancedClientは標準のDynamoDbClientから派生します。このクライアントを使用するには、まずDynamoDbClientを設定してからbuilderメソッドを利用します。
プロバイダー: Credentialプロバイダーを使用して認証情報を設定します。
クライアントのメソッド: enhancedClientのcreateメソッドでデフォルト設定のインスタンスを作成します。
APIのエントリポイント: DynamoDB Enhanced APIは、このクライアントをエントリポイントとして使用します。
リージョンの設定: クライアントを初期化する際は、適切なAWS Regionを設定します。

セットアップ方法: DynamoDbEnhancedClientを用いてDynamoDbTableを作成できます。table()メソッドを使ってこのテーブルをインスタンス化します。
テーブルスキーマ: TableSchemaを使ってテーブルとカスタムクラスのマッピングを定義します。
インメモリ表現: DynamoDbTableはテーブルのインメモリ表現を提供し、CRUDオペレーションが可能です。
シングルトンクラス: 不変であり、アプリケーションの全体で使用できるため、シングルトンとして適しています。
テーブル生成のコード例: customerTable = [enhancedClient](prompt://ask_markdown?question=enhancedClient).table("Customer", [TableSchema](prompt://ask_markdown?question=TableSchema).fromBean(Customer.class));

スキャンメソッド: scanメソッドによりDynamoDbのすべてのレコードを取得し、[PageIterable](prompt://ask_markdown?question=PageIterable)でページ単位にレスポンスを得ます。
クエリメソッド: プライマリキーに基づいてフィルタリングを行い、複数の条件に基づいて結果を微調整することが可能です。
ページ分割された結果の処理: クエリ結果はPageIterableまたは[PagePublisher](prompt://ask_markdown?question=PagePublisher)を使用して処理され、非同期操作にも対応しています。
例: query()メソッドを使用して、プライマリキーと部分的なフィルター式を組み合わせてデータを取得します。
非同期処理例: PagePublisher.subscribeを用いて非同期結果の処理を行うことができます。

非同期クライアント: DynamoDbEnhancedAsyncClientを使用すると、非同期APIを通じてデータベースへのクエリやスキャンを行うことができます。
データのサブスクリプション: Subscribeメソッドを使用して非同期データ処理を実施します。
スレッドブロック: join()メソッドにより、サブスクリプションが完了するまでブロックする設定が可能です。
例: [ProductCatalogSubscriber](prompt://ask_markdown?question=ProductCatalogSubscriber)を用いて結果を非同期で集約し、処理します。
フィルタリングとソート: 取得したデータをリアクティブストリームでフィルタリングし、ソートした状態で処理できます。

アノテーションの変更: v1の@DynamoDBTableは削除され、v2では@DynamoDbBeanを使用します。
キー指定方法: v1は@DynamoDBHashKey/@DynamoDBRangeKeyを使用していたが、v2では@DynamoDbPartitationKey/@DynamoDbSortKeyに変更。
Getter利用: v2ではGetterにアノテーションを付ける方式へと変わり、lombokのgetterが使えなくなる。
テーブル名の指定: @Tableアノテーションを利用し、Entity内でテーブル名を指定できるよう対応する例があります。
移行の難易度: v2への移行はそれほど困難ではないと指摘されており、エンハンストDynamoDBの利用が推奨されています。